何百年も前のピアノと、宇宙の神秘

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先日、画家の橋本関雪さんがオーダーされたピアノを、
関雪さんの曾孫さんに見せて頂き、触らせて頂きました。
200年以上前のザイラーのものです。

半円形の蓋を開けると、初めて見る並び方の不思議なハンマー世界が。

そして鍵盤を叩くと何だか心に、魂に響く音がしました。
何百年の時を超えて、今此処にある楽器の奏でる音の神秘に触れました。

音は時を旅する。
少し前にNASAが発表した、宇宙の何処かに、
生物が住む惑星がある可能性の話を想いました。

私たちは、目に見える世界に居ながら、
無数の目に見えないものと共存している。

音、光、感情、想い、エネルギー、
過去、未来、
などなど。。

たとえちっぽけな自分であっても、
その世界は、
神秘に、奇跡に、万物に、永遠に繋がっています。

そんな事を考えていたら、
のどかな午後の風景が、突然キラキラ輝いて見えてきました。

生きているって、何て素敵な経験なんだろう。
帰り道の自転車が、フワリと空を飛びそうでした。(笑)

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