今日何処かで、木枯らし一号が吹いたそうです。
朝から宇治市の小学校に伺いましたが、空気が、本格的な冬の寒さでした。
もう11月、季節は容赦なく巡りますね。
私はこの10月に、イランへ行っていました。
何故イラン?と
みんなに聞かれました(笑)
17年一緒に過ごした相棒の猫との別れに泣きくれていた時、
友人親子が誘って下さり、しかもその場所が、ペルシャという事で、運命を感じたからです。
(ペルシャ猫でした)
悲しみが消える事はないのですが、何だか気持ちがスッキリしました。
友人の旦那様は外交官です。
夫婦と小学生の2人のお子さんと、イランに住んでいます。
素晴らしいご家族と、素晴らしい運転手さんのおかげで、無事に楽しく滞在させて頂き、
日本大使官邸で、お茶までご馳走になり、
貴重な経験をさせて頂きました。
ペルシャ宮殿や、遺跡や、モスクの片隅で、
何度も相棒の魂とタッチしました。
しかしながら、過酷な状況もたくさん目にしました。
人の幸せや、宗教や、自由について、たくさん考えました。
ただ、シーラーズという場所で訪ねた2人の詩人のお墓で、
いかに彼らが国民に愛されて来たかを知り、
詩というものが、すべてを超えて、
人の心に想いを届ける意味を、
深く感じました。
この国に、詩というものが必要だった事を、深く感じました。
そして、それは、日本で詩を、曲がりなりにも書いている私の心にも、
あらたな意味を教えてくれました。
たくさん笑って、ズッコケましたが、
たくさん真面目に考えました。
また、ゆっくり、イランで感じた事を、
お話出来たらいいなぁと、思っています。
写真は、エスファハンという場所のモスクです。